大胸筋を鍛える
バストアップに欠かせないものとして大胸筋・小胸筋のトレーニングがあります。大胸筋の上にバストがありますので大胸筋を鍛えるというのは、いわば土台作りになります。土台がしっかりしていないと胸が垂れてきます。
小胸筋は胸を上に引き上げる時に使う筋肉で、いわゆるインナーマッスルです。使わなわいとどんどん衰えていきますので、日ごろから鍛えておく必要があります。この土台となる筋肉を鍛えることでバストの重みに耐えることができるのです。
ちなみにバストを支えるものとして、クーパーじん帯というのがあります。これはバスト表面から乳腺をつなぐコラーゲンの束のことです。このクーパーじん帯が切れたり、伸びたりするとバストが垂れてきてしまう原因となるのです。
ちゃんとブラジャーをしなかったり、あるいはサイズの合わない大きなブラジャーをしたまま激しい運動をすると、クーパーじん帯が切れたり伸びたりする原因となりますので気を付けて下さいね。
大胸筋・小胸筋・クーパーじん帯。これらはバストの土台となり、バストを上に向かせる役目や、将来垂れてこないようにするために大事な要素となりますので、日々鍛えておくことが大事です。
バストアップのための筋トレ
バストアップのための筋力トレーニングとして壁を使った腕立て伏せを紹介します。腕立て伏せを立ったまま行うトレーニングです。大胸筋だけでなく二の腕にも効果があります。壁があるところならどこでもできますので、ぜひチャレンジしてくださいね。
【壁を使った腕立て伏せ】
@指先がギリギリ壁につくくらいの距離で壁の前に立ち、腕を伸ばします。
A足は肩幅くらいの距離で開いたまま立ちます。そして肩の高さで手を壁につきます。
B手と手の間隔も肩幅くらいで良いです。そして腕立て伏せを行います。
C息を吸いながらゆっくり上体を壁の方へ倒します。この状態を3秒間キープしてください。
Dその後、ゆっくり息を吐きながら元の態勢に戻ります。
Eこれを10〜15セット行います。
小胸筋を鍛えるトレーニング
小胸筋は上体を上げるときに使う筋肉ですが、近年デスクワークやスマホが原因で小胸筋があまり使われなくなり、衰えたり凝り固まってしまう傾向にあります。小胸筋が衰えたりするとバストが垂れてきてしまうので、きちんと鍛えておきましょう。
【小胸筋を鍛えるトレーニング】
@まず、壁に向かって横に立ちます。
A腕を上に伸ばし壁につけます。胸を持ち上げるイメージでずーっと上にあげて下さい。
Bこの状態を10秒間キープします。そして今度はそのまま腕を後ろに倒していきます。
C倒れる限界まで来たら、その状態を10秒間キープします。
DA〜Cまでの動作をもう片方の腕でも行います。