産後のバストアップ法
よく出産すると、バストが垂れてしまったという声をききますが、なぜでしょうか。そして出産前の胸には戻らないのでしょうか。ここではなぜ出産するとバストが垂れてしまうのか、下垂となる原因と元に戻すリカバリー法を解説していきます。
女性は妊娠して出産すると、女性ホルモンが通常時の何十倍も分泌されます。女性ホルモンの分泌により乳腺が発達し脂肪がつき、大きさはもちろんハリやつやがでてきます。これは授乳のために女性の体がそういう仕組みになっているからです。
ちなみに女性ホルモンの分泌は出産後2〜3日がピークと言われています。そして授乳から卒乳まで乳腺は活動を続けますが、徐々に脂肪が減少していき、通常は1年ほどで以前のバストに戻ります。
この時、出産前よりも小さくなってしまうことがありますが、これは授乳で前かがみの姿勢が多くなることで血流が悪くなり、必要な栄養が体内に巡らなくなったり、リンパの流れも悪くなることで老廃物が溜まってしまうからです。
そして下に垂れてしまう現象が起きるのは、授乳の際に、おっぱいが赤ちゃんに引っ張られることで乳腺を支えているクーパーじん帯が伸びたり切れてしまったりするからです。
では、この状態から以前のような大きさやハリ、ツヤを戻すにはどうすればいいのでしょうか・・・?
筋肉トレーニングと言ってもジムに行ってウエイトをつけて本格的にやるといったわけではありません。しんどいと長続きしませんし、ジムに通う時間がないという方もいるでしょう。安心してください。自宅で気軽に行えるバストアップのトレーニングがあります。
また、積極的にバストマッサージを行う必要があります。バストアップサロンに行ってエステに行く・・・というのも1つの手段ですが、サロンに通う金が必要ですし、通うとなると時間もかかります。第一、何ヶ月という期間で通うことになるため、まとまったお金も必要になります。
が、別にバストアップサロンに通わなくても自宅で1人でできるマッサージ法があります。マッサージは我流でやってしまうと危険ですが、正しく行えばちゃんと効果がでてきます。
それとナイトブラですね。これは必須です。形を整える、左右離れたバストを真ん中にまとめるものとして寝ている間はぜひナイトブラをして下さい。日中つけるものでは意味がありませんので、必ず就寝用のナイトブラを使ってくださいね。
そして、食事や生活習慣も大事です。出産前から食事に注意をしている方が多いと思いますが、バストを元に戻したいなら主に大豆イソフラボン(豆乳・豆腐、みそ汁など)、ボロン(キャベツ、アーモンド、りんご、梨など)、たんぱく質(魚類)が含まれているものを中心に摂取してください。
これらを総合的にこなしていけば、以前のようなハリ・ツヤそして大きさのあるバストに戻っていきます。バストだけでなく体全体の健康状態を良好にしていくことでバストも大きくなっていきます。まずはすぐにできることから始めてみて下さいね。