手術で胸を大きくする方法
手術で胸を大きくする、いわゆる豊胸手術は一番手っ取り早い方法です。なんといっても手術をした日から理想の大きさのバストになっているだから一瞬にして願いが叶うわけです。ただし、その分手術費用は高くかかりますしリスクや体への負担もあります。
豊胸手術がすべて良くないわけではありませんが、手術後のアフターケア(手術後も継続的に通う必要がある)や手術が上手くいかなかった場合のリスク、メリット・デメリットを考えて慎重に決めてみて下さいね。主な手術方法は次の3つです。
昔はヒアルロン酸を注入するやり方が一般的でした。バストだけでなく顔の整形でもよく聞きますよね。大掛かりな手術は不要で、メスを使わず注射だけで終えることができます。時間は30分前後くらい(クリニックによって異なります)。費用は1tで3000〜5000円くらいです。
しかし、時間がたつと注入したヒアルロン酸が体内に吸収されてしまい元の大きさに戻ってしまうリスクもあります。持続期間は注入する量にもよってきますが、大体半年〜3年くらい。また増えるサイズもせいぜい1〜1.5カップ程度です。
クリニックによっては現在「低吸収型」のものもあるようで、5年以上の継続が期待できるものもあります。硬さは脂肪よりは硬いので触れば、「ん?」と思うくらいです。レントゲンにも写りません。
シリコンのインプラントを手術で挿入する方法です。あらかじめ形の決まったシリコンバッグを体内(脇の下やアンダーバスト)にメスをいれて埋め込みます。ヒアルロン酸のように体内に吸収されることはありませんので半永久的に持続します。
費用は100万円以上します。体にメスを入れるので麻酔による手術が必要となり、術後も痛みが1週間くらいは続く場合があります。挿入するバッグの形によりますので、ヒアルロン酸のときほど部分的に増やす場合には向いていません。
また、日常生活でバッグが破損してしまった場合、取り出す手術が必要になってきますので注意が必要です。硬さは触れられればわかるような違和感があり、レントゲンにも写ります。
これは自分の脂肪をバストに注入する方法です。自分のお尻やお腹の脂肪をバストに移すだけなので、拒絶反応も起きにくいですし脂肪吸引された箇所は部分痩せもできます。しこりになるリスクも低いですし、体への負担も一番低い方法です。
効果も半永久的に持続しますし、硬さももとのバストと同じような自然な柔らかさでレントゲンにも移りません。形も自由に決められます。なんだか良いことだらけのようにみえますが、当然デメリットもあります。
まず手術費用が一番高いです。他よりメリットが多くある分でしょうかね、現在とても人気の高い施術法です。費用は150〜200万円くらい。そしてお尻やお腹の脂肪が少ない人は手術できない可能性もあります。
自分の脂肪をバストに移すわけですが、移すべき脂肪が少ないと、当然この手術はできませんので注意が必要です。また、ヒアルロン酸注入の時と同じように脂肪が体内に吸収されてしまい手術直後より小さくなってしまう場合もあります。
豊胸手術が身近になってきたこともあり、芸能人の疑惑というものも数多く出てくるようになりました。数年前に見た時は間違いなくあんなにバストがなかったと断言できるような人もいます。
また、「たしかにこの胸のラインは見事だけど、どう見ても不自然だよね」などという自然の流れとして浮上する人もいます。疑惑が一気に浮上するのは、前作の写真集やDVDなどの発売時。
ビキニに身を包んだ胸は明らかに急成長を遂げており一部のスポーツ紙や週刊誌では、「疑惑の巨乳」と報じられることもあります。
手術をするなら慎重に
以上、3種類の豊胸手術について解説してきましたが、それぞれメリット・デメリットがあり、手術はどれも当日で終わります(入院は不要)。でも、だからこそ後々後悔しないように、じっくりと慎重に決めてみて下さい。
一瞬にして理想の大きさになれるわけですから、ちょっと心が揺れてしまいますよね。当サイトでは豊胸手術はおすすめしていませんが、どうしてもと言うなら全て自己責任で決めましょう。
そして手術前にちゃんと相談すること。手術のリスクはどのくらいか、何年くらい維持できるのか、手術後のアフターケアはしっかりしているのか、費用はどのくらいかなど・・・。そしてクリニック自体の評判なんかも、しっかり確認して下さいね。